有馬記念 (2011) : オルフェーヴルは中山でも差し切れるのか
22, 2011 17:56
私は菊花賞の時、『 オルフェーヴルが負ける展開を考える 』 と言う記事を書いています。
菊花賞は完勝でしたが、その時の考察を菊花賞の走りも踏まえて再考してみます。
【トラコミュ】
■ 第56回 有馬記念(グランプリ)(GI)
■ 第28回 ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)
私はオルフェーヴルが負けた、きさらぎ賞とシンザン記念が、どちらも京都外回りである点に注目しています。
この2走のラスト3Fからの推移を確認しておきます。

・データの見方はこちらを確認してください。
・競馬ブログ データ理論に参加しています。
後続を離して逃げる馬がいて、隊列が縦長になって前を捕まえ切れなかったもので、自分より前の馬に負けています。
おそらく、オルフェーヴルが負けるパターンはこの形です。
京都は外回りでも直線が404mしかなく、東京の525m・阪神外回りの473.6mに対し、ずいぶん短いのです。
オルフェーヴルは菊花賞のラスト3F地点では、先頭から僅かに0.5秒差の位置に居て、直線に向いた時には既に先頭に並びかけるところまで上がって来ています。
直線の短いコースに合わせた位置取りと、早めの動きをしている訳です。
それが出来ていなかった、きさらぎ賞とシンザン記念では差しきれなかったのです。
きさらぎ賞のラスト3F地点では、先頭から2.4秒後ろにいて、シンザン記念では1.9秒後ろでした。
この失敗が菊花賞に活きていると言うべきでしょう。
オルフェーヴルと言えども、直線に短いコースで差し切るには、後ろにいてはダメなのです。
私が言っているのではありません。
この3戦がそれを明確に物語っていますし、何より池添騎手の騎乗内容こそがそう言っていると思うのです。
池添騎手の菊花賞での位置取りや動きは、オルフェーヴルでも後ろにいては危険だと言う事を、認識している証だと言う事です。
これはオルフェーヴルの能力が足りないと、言っているのではありません。
強い相手とやる時には、勝てるやり方を取らなければいけないと言っているのです。
中山の直線は、たったの310m。
更に、更に、短くなります。
菊花賞は、先頭が何度も入れ替わるような展開で、結構消耗の大きいレースだったと見ています。
その点からは、キレよりスタミナが問われた感じで、オルフェーヴルは加速力で位置を上げて来たと言うよりは、持久力で位置を上げて来た感じもしています。
しかし、だとすると有馬記念では、早めに位置を上げて来るのはそう簡単ではないかも知れません。
しかもこの馬は、前が開いている状態でスムーズに加速したいタイプだと思うので、どうしても外を回す事になりそうな点も気がかりです。
直線の短い中山で・・、外を回して・・、早めに動いて・・、直線入り口では前目に付けて・・、
解決しなければいけないテーマが、たくさんあります。
能力は十分でしょう。
認めます。
でも、初の古馬との対戦で、しかも相手は現役トップクラスで、いきなり全部をクリアしなければならないのです。
おそらくオルフェーヴルにとって中山は、最も勝ちにくいコースだと思います。
期待はあっても、楽観できる要素は何ひとつありません。
3着でも、「良くやった」 と言える状況だと思います。
まぁ、それを勝っちゃうのが名馬なんですけどね。
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2/5 東京3R 3歳未勝利 : 3連複 13万6730円的中!
5/7 東京10R 丹沢ステークス : 3連複 11万3360円的中!
3/27 小倉6R 4歳上500万下 : 3連複 10万9260円的中!
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直線の短いコースに合わせた位置取りと、早めの動きをしている訳です。
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