京都金杯 (2012) : 展開を考える

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ここでは、展開を考えて行きます。




◆4角からゴールまでの流れ
京都競馬 11R : 1/ 5(木)  -4角位置
データの見方はこちらを確認してください。


昨年と同じくシルポートが出走しますから、ひとつのイメージとしては昨年のような流れが考えられます。
しかしここでは、同条件でシルポートが逃げたマイルCSも加味して、展開を考えて行こうと思います。

まずは、このレースの2011年と2007年~2010年の平均、更に2011年のマイルCSのラップを確認します。
京都競馬 11R : 1/ 5(木) -参考ラップ

昨年がいかに、前3Fが緩い流れだったかが分かると思います。
前3Fを緩くしておいて、後半を速くして後続が追いつけない流れにしている訳で、私はここが小牧騎手の巧さだと思っています。


更に、昨年のこのレースとマイルCSの結果データを確認します。
京都競馬 11R : 1/ 5(木) -参考結果
データの見方はこちらを確認してください。


青矢印がラスト3F地点の通過時間差を表していますが、昨年は前3Fを緩めに入っているにも係わらず、4F5Fで加速しているので、ラスト3F地点では後続を少し引き離す形で、馬群を縦長にしています。

結果、昨年は前に行った馬が上位独占。
実に巧い。
しかし言い換えれば、全て巧く行った結果だとも言えます。

今年はオースミスパークもいますし、ブリッツェン・マイネルラクリマなど先行勢が割としっかりしている感じですから、昨年のような流れにはならないと思います。
G1のマイルCSは流れが厳しくなるのは当然で、この流れでもシルポートは0.6秒差ですから、悲観する内容ではないと思いますが。


一番上のグラフで分かるように、今年のメンバーは後方組に上位評価馬が多いのも特徴です。
後方勢も3角の坂の下り辺りから進出して来なければ厳しいでしょうから、若干ですが段々速くなる傾向が出るかも知れません。
展開的には、直線入り口で前目の外を確保できている馬を狙いたくなるのですが・・・。
位置取りは結構微妙な感じもします。


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Posted byクリックす