AJCC (2012) : 過去から学ぶ-こんな馬を選びたい

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過去の3着内馬の特徴として、もうひとつ挙げておきます。


中山競馬 11R : 1/22(日) -過去の3着内馬-2



これは、過去5年のラスト3F地点での位置取りと、そこからゴールまでの位置変化を表したグラフです。

ここでは、(コーナーの) 通過順に注目します。
過去の3着内馬の多くは、3角→4角で位置を上げている点が特徴で、短い直線に対応して早めに動いて4角では前に位置するようにしています。
当然、全体がそのように動きますし、過去5年の平均ラップで見ても、この部分のラップは速くなっています。
全体が速くなる中で、更に位置を上げている訳ですから、他の馬よりも更に加速していると言う事です。

例として、ネヴァブションの2011年と2010年を見ておきます。
中山競馬 11R : 1/22(日) -過去の3着内馬-2n


青線がラップで、丸で囲ったところがラスト3F目→2F目になり、これがだいたい中山の3角→4角ぐらいだと思ってください。
赤線は3角→4角の位置取り変化で、下が後方・上が前方を意味します。
青線のx軸はハロンで、赤線のx軸はコーナーですから、まったく別ものでx軸は同期していませんから注意してください。

丸で囲った部分がジワッと速くなっていて、流れが加速しているのが分かります。
ネヴァブションは、ほぼこの部分に相当する3角→4角で、しっかりと位置を上げている訳です。
更にラスト1Fの時計が掛かっている状況 (前の馬の脚が鈍った状態) でも、脚が鈍ることなく4角→ゴール間でも位置を上げて来ている・・・。
これです、これ。
こういう馬を選びたいのです。


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Posted byクリックす