競馬は着順を当てるゲームだ

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・多くの”予想”は過去の実績から「どの馬が強いか」を”評価”しているだけで、これから行われるレースの”予想”をしているとは言えないと思うのです。

・レースの予想とはまさに、各馬がどの位置取りで、どのように流れて行き、どの順番で最終のゴールへ到達するかを予想する事であり、実績評価は予想のための材料のひとつでしかないはずです。

・競馬は着順を当てるゲームです。前を走る馬を抜き1つでも前でゴールできるか・・・・・、
つまり各馬が「前の馬を抜けるか否か」を考えることが着順を予想する基本ではないかと考えます。

・そこで過去の実績の中から着順(厳密には3コーナー、4コーナー、ゴールへの到達順)を抽出し、「4コーナーの位置取り」とその位置からの「前の馬を抜く能力」を比較してゴールへの到達順を予想しようとする試みです。

・もちろん逃げ馬(4コーナーを先頭で迎えた馬)は、「後ろの馬に抜かせない能力」が必要です。

・そこで出走各馬の下記のデータをいろいろな条件事に抽出します。
①3コーナー/4コーナー/ゴールへの到達順の推移
(つまり、前の馬を抜く事が出来たか、後ろの馬に抜かれてしまったかなどの実績)
②レースの上がり3ハロンのタイムと、各馬の上がり3ハロンのタイム差
(つまり、レース上がりと各馬の上がりを比較することにより、着順を上げることの出来る末脚があるかどうかを推察)

いろいろな条件とは、下記のようなものです。
①芝、ダート
②距離
③コース(直線坂あり、平坦)
④クラス

これらをグラフ化するとレースの流れが見えてきます。
例えば、
●4コーナーで前に位置している馬は多いが、このクラスに上がってからは後ろからの馬に抜かれ、着順を落とす事が多い(先行馬で残れる馬は少ない、先行馬は力不足)
●後方から着順を上げて来れる馬はいるが、この距離では、馬券圏内に届いていない
などなど・・・・・。

・そして予想するレースの条件において、
各馬の「4コーナーの位置取り」がどうなるか、
4コーナー先頭馬の「後ろの馬に抜かせない能力」や、2番手以降各馬の「前の馬を抜く能力」がどの程度発揮出来るかを考え、着順を予想しようと考えています。



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Posted byクリックす