中山金杯 (2013) : 過去の傾向

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データ上から、過去の傾向を探って行きます。




◆データの説明
・上段が1着~3着馬のその時点での実績を集計した分析データ
・下段の左側が、近5走の4角での平均位置取り(青矢印)と、そこからの順位変化の実績グラフ(赤矢印)
・下段の右側がこのレースのラスト3F地点の位置取りと、ゴールでの着差を表した結果グラフ
これまでの実績グラフと該当レースでの結果グラフを見比べる事で、今回の実績グラフから結果をイメージしたいと思っています。
・詳しくは、データの見方をご覧ください。


【2012年】
中山競馬 11R : 1/ 5(木) -結果

最後の1Fまでラップが落ちない上がりで、これだと前にいないと届きません。
上位の3頭は、直線入り口では先頭から1馬身程度のところにいます。
フェデラリストとコスモファントムは、好位から差せる点を評価して印を打った馬で、これは狙い通りでしたが、2着はダイワファルコでしたか~。
気にはなっていましたが、良績が1600m・1800m中心なのと、ちょっとキレ味勝負型だとみて無印にしたのですが、キレが活きる流れになりましたね。
基本的には中山らしく、好位差し決着でした。


【2011年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -結果

明確な逃げ馬はモエレビクトリーだけですが、そこそこ前目に付けたい馬が多いので、スローで入って段々速くなる流れになりました。
段々速くなる流れなら、結果は先行・好位の馬が中心となります。

2着のキョウエイストームは、近走成績が振るわず11番人気でしたが、中山では馬券を外した事がない得意コースで、人気の盲点でした。


【2010年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2010

先行タイプは、サニーサンデーとマイネルグラシューの2頭だけが抜けています。
それでも青矢印の右側は空いていて、ハナにこだわる訳ではない事が解ります。

一方、上位評価の馬は差し追い込み(赤矢印が右向きで長い)タイプが多く、この脚質構成からペースが上がらない事が予想できます。

結果として、1000m通過61.9秒の緩い流れになり、上りが優秀な馬が1・2着になります。
3着も含めて、折れ線グラフは右上りの馬。
3着馬はデータ上の評価で見劣りますが、緩い流れを見越してか先行策に出た事が結果に結び付いた感じ。
中舘騎手のファインプレーと言えます。

ただし、スローのためダンゴ状態でゴールする様なレースでしたから、予想はしづらいレースだったと思います。


【2009年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2009

ハナに行きたいタイプが2頭で、更に他の馬も比較的先行する事のある馬が多く、締まった流れになりそうな脚質構成です。
しかも赤矢印が右向きで長いタイプが少なく、後方からの馬に強そうな馬がいない事も解ります。

結果は前に行った馬2頭と、中段(と言っても3列目)の馬が3着内に入りました。
逃げたミヤビランベリが、11番人気ながら3着に粘っています。
逃げ馬はハナを切ればしぶとさを発揮する事が多く、私は各馬の評価の際 「逃げ馬、2割増し」 と自分に言い聞かせています。


【2008年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2008

この年も逃げ馬不在で、結果はスローに。
やはり結果は前に行った馬2頭と、中段の馬の組み合わせになりました。
後方からの馬も詰めて来てはいますが、届いていません。


◆まとめ
メンバーの脚質構成によって、締まった流れになるか、序盤中盤は緩んで段々速くなる流れになるかが決まってくる感じです。
しかし馬券的には中山らしく、先行タイプ・好位差しタイプが中心と言えそうです。
逃げた馬が勝ち切るのは難しそうですが、穴を演出しているのは人気薄の先行粘り込みで、荒れる事を想定した買い方もアリだと思います。


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Posted byクリックす