東京新聞杯 (2013) : 過去の3着内馬の特徴

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過去の3着内馬のデータから、その特徴を考えます。



◆過去5年の中から不良馬場だった2009年を除いた4年分の3着内馬の、その時点でのデータを確認します。
20130203Tokyo11R-KakoTop3.gif
データの見方はこちらを確認してください。



データは上から順に、2012年の1着・2着・3着、2011年の1着・2着・3着・・・の並びで、騎手名の左は単勝人気、斤量の左は着順です。

堅く納まった年と荒れた年が極端で、これはなかなか難しいレースです。
基本的には先行差しタイプが中心と言えそうで、意識的に穴狙いをするのでなければ、狙いは絞れそうです。

人気薄だった馬は。どちらかと言うと先行粘りこみタイプが多いようで、狙うならキレはないけどスタミナがありそうな先行馬でしょうか。


昨年の検討時に、↓こんなことを書いています。

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実は過去の3着内馬の好走時のラップ形状を見ると、ちょっと特徴がありそうです。
東京競馬 11R : 2/ 5(日) -過去の3着内馬ラップ

これはどちらも1600m戦のラップですが、Aは前半が速く段々ラップが落ちて行く、私がV字型と呼んでいる形です。
最初から飛ばして行ってスピードで押し切るような流れで、短距離戦の典型的なものです。
上がりの掛かる深いV字型になるほど、前の馬の脚が鈍った訳ですから、スピードの持続力がある馬が、差し追い込みで届く可能性が高まると考えています。

逆に浅いV字型 (ワンペースに近い形) では、全体的には流れ込むようなレースになりがちですが、抑揚のない流れで馬群がダンゴになっていると、少しの末脚の差が結果を分ける事になると思っています。

Bは中盤が緩んで後半に掛けて速くなって行く形で、加速の開始が後ろになるほど瞬発力を要求されますが、加速の開始が早いとロングスパートになってスタミナを要求されると考えています。
ただし段々速くなりますから、前が止まっていない訳で、後方からでは届きにくく、直線入り口の位置取りで見れば先行・好位からの差しが中心だと思っています。

前置きが長くなりましたが、どうもAで好走歴がある馬が目に付くのです。
明確な傾向があるとは言えません。
なんとなく、そんな感じ・・・、ぐらいですが。
東京の長い直線を走りきるには持続力が必要で、瞬発力だけでは不十分と言う事を示唆しているのかも知れません。

ちょっとそんな事もアタマに入れておきたいと思います。

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で、昨年の3着内馬は、大体これに当てはまる感じの馬でした。
という事は、今年もこの狙いでいいのではないかと考えています。


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Posted byクリックす