中山記念 (2013) : 過去の傾向

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データ上から、過去の傾向を探って行きます。



◆データの説明
・上段が1着~3着馬のその時点での実績を集計した分析データ
・下段の左側が、近5走の4角での平均位置取り(青矢印)と、そこからの順位変化の実績グラフ(赤矢印)
・下段の右側がこのレースのラスト3F地点の位置取りと、ゴールでの着差を表した結果グラフ
これまでの実績グラフと該当レースでの結果グラフを見比べる事で、今回の実績グラフから結果をイメージしたいと思っています。
・詳しくは、データの見方をご覧ください。



【2012年】

◆結果検証記事からの抜粋

中山競馬 11R : 2/26(日)
データの見方はこちらを確認してください。



シルポートをノーマークにするなんて、これは完全にミス。
まずラップを見ておきます。
中山競馬 11R : 2/26(日) -結果ラップ

U字型と言いましょうか、こんなラップ形状は見たことがありません。
道中はずっと平均よりも速いペースですから、決して楽な逃げではないと思います。
言い換えれば、自分のペースで単騎逃げが出来れば、逃げ馬は強いと言う事です。
ラスト1Fの時計がかなり掛かっていますが、それでも差せたのはフェデラリストだけで、3着以下を離していますから、いい逃げだったと思います。


4角位置取りグラフをもう一度。
中山競馬 11R : 2/26(日) -4角位置
データの見方はこちらを確認してください。


青矢印の長さから見て、シルポートの単騎逃げは明らか。
逃げ馬が甘く見られていて、マークされる1番人気馬が後方に居る・・・。
ザックリ予想なら真っ先に、「シルポートは押えます。」 と書くところです。
これでシルポートに△を打たなかったのは、完全にミスです。


【2011年】
中山競馬 11R : 2/27(日)-結果

2011年の予想と結果
過去の流れはほぼフラットなものですが、この年のメンバーは4角の位置取りが着順に直結しそうな馬が多いので、3角過ぎから4角に向かって、ポジションを取りに行く動きが活発になるのではないかと想定。
そのため、過去の平均値よりも、3角過ぎから速くなって行く可能性がありそうと考えました。

予想印は、
◎ ヴィクトワールピサ
○ アロマカフェ
▲ リルダヴァル
★ キャプテントゥーレ
△ リーチザクラウン
△ レッドシューター
△ キョウエイストーム


結果は、流れもほぼ想定通りで、堅い決着となりました。
1着(1番人気) : ヴィクトワールピサ ⇒
2着(4番人気) : キャプテントゥーレ ⇒
3着(3番人気) : リーチザクラウン ⇒


【2010年】
中山競馬 11R : 2/27(日) -2010

【2009年】
中山競馬 11R : 2/27(日) -2009

【2008年】
中山競馬 11R : 2/27(日) -2008



◆まとめ
過去のラップは、かなりバラツクので、特殊な流れだった2012年と不良馬場だった2010年を除いた3年分で見ておきます。
20130224Nakayama11R-KakoLap.gif


ラップ推移としては、淡々とした抑揚のない流れから、8F目-つまり4角で急に速くなる形になっています。

ワンペースの後に急加速に入るので、後ろから追い上げるのは難しく、自ら積極的に動いて行かないと、馬群を抜け出せない流れだと思います。


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Posted byクリックす