東京新聞杯 (2015) : 過去の3着内馬の分析データ
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堅く納まった年とチョイ荒れの年があって、これはなかなか難しいレースです。
基本的には先行差しタイプが中心と言えそうで、意識的に穴狙いをするのでなければ、狙いは絞れそうです。
また、該当距離評価上位も多いですね。
人気薄だった馬は、どちらかと言うと先行粘りこみタイプが多いようで、狙うならキレはないけどスタミナがありそうな先行馬でしょうか。
2012年の検討時に、↓こんなことを書いています。
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実は過去の3着内馬の好走時のラップ形状を見ると、ちょっと特徴がありそうです。

これはどちらも1600m戦のラップですが、Aは前半が速く段々ラップが落ちて行く、私がV字型と呼んでいる形です。
最初から飛ばして行ってスピードで押し切るような流れで、短距離戦の典型的なものです。
上がりの掛かる深いV字型になるほど、前の馬の脚が鈍った訳ですから、スピードの持続力がある馬が、差し追い込みで届く可能性が高まると考えています。
逆に浅いV字型 (ワンペースに近い形) では、全体的には流れ込むようなレースになりがちですが、抑揚のない流れで馬群がダンゴになっていると、少しの末脚の差が結果を分ける事になると思っています。
Bは中盤が緩んで後半に掛けて速くなって行く形で、加速の開始が後ろになるほど瞬発力を要求されますが、加速の開始が早いとロングスパートになってスタミナを要求されると考えています。
ただし段々速くなりますから、前が止まっていない訳で、後方からでは届きにくく、直線入り口の位置取りで見れば先行・好位からの差しが中心だと思っています。
前置きが長くなりましたが、どうもAで好走歴がある馬が目に付くのです。
明確な傾向があるとは言えません。
なんとなく、そんな感じ・・・、ぐらいですが。
東京の長い直線を走りきるには持続力が必要で、瞬発力だけでは不十分と言う事を示唆しているのかも知れません。
ちょっとそんな事もアタマに入れておきたいと思います。
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