中山金杯 : 過去の傾向

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●過去3年の分析データを掲載します。


◆データの説明
・上が1着~3着馬のその時点での実績を集計した分析データ
・下の左側が、近5走の4角での平均位置取り(青矢印)と、そこからの順位変化の実績グラフ(赤矢印)
・下の右側がこのレースのラスト3F地点の位置取りと、ゴールでの着差を表した結果グラフ
・詳しくは、データの見方をご覧ください。
これまでの実績グラフと該当レースでの結果グラフを見比べる事で、今回の実績グラフから結果をイメージしたいと思っています。


今回はデータの中に、押さえておきたいポイントを追記しています。

【2010年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2010

先行タイプは、サニーサンデーとマイネルグラシューの2頭だけが抜けています。
それでも青矢印の右側は空いていて、ハナにこだわる訳ではない事が解ります。

一方、上位評価の馬は差し追い込み(赤矢印が右向きで長い)タイプが多く、この脚質構成からペースが上がらない事が予想できます。

結果として、1000m通過61.9秒の緩い流れになり、上りが優秀な馬が1・2着になります。
3着も含めて、折れ線グラフは右上りの馬。
3着馬はデータ上の評価で見劣りますが、緩い流れを見越してか先行策に出た事が結果に結び付いた感じ。
中舘騎手のファインプレーと言えます。

ただし、スローのためダンゴ状態でゴールする様なレースでしたから、予想はしづらいレースだったと思います。


【2009年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2009

ハナに行きたいタイプが2頭で、更に他の馬も比較的先行する事のある馬が多く、締まった流れになりそうな脚質構成です。
しかも赤矢印が右向きで長いタイプが少なく、後方からの馬に強そうな馬がいない事も解ります。

結果は前に行った馬2頭と、中段(と言っても3列目)の馬が3着内に入りました。
逃げたミヤビランベリが、11番人気ながら3着に粘っています。
逃げ馬はハナを切ればしぶとさを発揮する事が多く、私は各馬の評価の際 「逃げ馬、2割増し」 と自分に言い聞かせています。


【2008年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2008

この年も逃げ馬不在で、結果はスローに。
やはり結果は前に行った馬2頭と、中段の馬の組み合わせになりました。
後方からの馬も詰めて来てはいますが、届いていません。


◆まとめ
結構後方の馬が追い込んできますが、基本的は中段より前の馬が中心の感じです。
逃げた馬が勝ち切るのは難しそうですが、人気薄の粘り込みには注意が必要そうです。
メンバーの脚質構成によって後方の馬も、無視は出来ませんが、グラフの形がかなりの右上りタイプでなければ厳しいかも知れません。

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Posted byクリックす