中山金杯 : 展開を考える

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中山金杯の展開を考えてみます。
登録馬が30頭と多く、最終的なメンバーの脚質構成はまだ解りませんが、普通に考えればハナはモエレビクトリーの可能性が高いでしょう。



モエレビクトリーが中山2000mで逃げたレースを、2つ取り上げます。
【レインボーS、頌春賞】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -逃げ

比較的手ごろな頭数で、モエレビクトリーにとっては楽な逃げではないでしょうか。
ラップ推移グラフを見ると、この2つは違うパターンに見えます。

中山金杯の過去3年のレースラップと比較すると、2010年とレインボーSが似た形、2009年と頌春賞が似た形になっています。
スローになって比較的逃げ馬が楽なのが2010年型、逃げタイプが複数いて締まった流れになったのが2009年型と言えます。
モエレビクトリーは中山2000mでの、異なる2つの逃げパターンを経験済みと言う訳です。
今回とはクラスも相手も違いますから、単純な比較は出来ませんが、少なくとも4角まではこの馬がレースを引っ張る事は出来そうです。

もう一度、2010年・2009年のデータと見比べてください。
このデータを見ていると、モエレビクトリーは結構やれそうな気がして来ました。
(もっとも、まだ同型の存在の有無などが、どうなるか解りませんけど)

【2010年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2010

【2009年】
中山競馬 11R : 1/ 5(水) -2009


以上の事から、モエレビクトリーがハナを切ると仮定した場合でも、同型が存在するか否かでラップパターンが決まることが考えられます。
考えられるパターンは、2つ。

同型が存在せず、緩い流れになる2010年型
この場合、スローの上がり勝負になるので、上りが優秀な馬が中心になるが、馬群がダンゴ状態になるため混戦が予想される。

同型が複数存在して、緩みない流れの2009年型
追い込み型に強い馬がいなければ、完全な先行決着を予想。
馬群が縦長になる可能性があるため、追い込みタイプも中段より後ろでは届かない危険がありそうで、やはり前の馬を中心視したい。
ただし過去3年では、逃げ馬は3着が多く、好位差しタイプが狙い目の様です。

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Posted byクリックす