シンザン記念 ： 有力馬を探す－2

データから有力馬をピックアップして行きます。
前記事は出走馬確定前でしたが、ここからのデータは出走馬確定後の順位になっています。





■ドナウブルー
白菊賞では段々速くなる流れを、中段から差し切っています。
ラップグラフを見て下さい。


ラスト3Fがドンドン速くなる流れ－つまり前の馬が止まらないどころか、加速して行く流れを後ろから差し切った訳で、これは強力です。
前半緩かったと言っても、この末脚は評価できると思います。
デビュー戦は、先行抜け出しの危なげない内容ですし、有力な一頭と言えるでしょう。

■ワイズリー
グラフは3角から上がって行く形で、長く脚を使っている事が解ります。
このタイプはどうしても外を回す競馬になりがちですが、外回りになる今回の方がレースはしやすい様な気がします。

■マルセリーナ
デビュー戦は中盤がかなり緩んだ流れで、上がりだけと言う感じのレースです。
この1戦だけでは評価するのは、難しいのですが、私としてはずば抜けている感じはしないのですが。

■ギリギリヒーロー
札幌2歳Sでは、馬混みの中でうまくスピードに乗れなかった感じです。
その前の2走は、外をスムーズに上がって来ていて、悪くない印象です。
ただ、上位馬には少しずつ負けているのも事実です。

■マーベラスカイザー
京都2歳Sで勝っていますが、このレースはかなり緩い流れで、直線だけの競馬でした。
他のレースでは上位馬に差を付けられているだけに、ちょっと狙いにくい感じです。