シルクロードS : 展開予想から有力馬を探す

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登録頭数が多いのでまだ流動的ではありますが、現段階で展開を考えてみたいと思います。
そしてその上で、その展開で能力を発揮できそうな馬を探して行きます。

今回の登録馬の中で、近5走内でハナを切ったことがある馬は、インオラリオ・ジョーカプチーノ・アーリーロブスト・ニシノコンサフォス・ティファニーケイスの5頭です。

逃げ候補筆頭は、ジョーカプチーノでしょう。
前走ラピスラズリS(中山)では、前3F 33.2秒(1000m通過55.9秒)で後3Fが 34.1秒ですからすごいスピード能力です。
このスピードで行かれたら、前半で張り合えそうなのはティファニーケイスぐらいでしょうか。
ティファニーケイスは2走前桂川S(京都)で、前3F 33.5秒(1000m通過56.3秒)で後3Fが 34.6秒で逃げ切っています。

2つのラップを比較して見ます。
京都競馬 11R : 1/ 29(土) -逃げ参考ラップ

違う競馬場ですが、ほぼ同じラップ形状です。
もしこの2頭が2頭とも出走してくるなら、こういうラップになると考えておくべきでしょう。
逃げ馬が前半33秒台半ばで行って、後半も34秒台前半~半ばぐらいだと仮定すると、後方の馬はまったく出番がなさそうです。
600m地点で先頭から 1秒後ろにいたとすると、上がり3Fを33秒台前半で走らないと逆転できない訳ですから、これはかなりキツイ話です。

もちろん不可能ではありません。
近5走内で、レースラップ前半が33秒台前半で流れたレースで、後半3Fを33秒台前半で走って3着以内に入った例を探すと・・・・、
北九州短距離Sでのスカイノダンや、福島民友Cでのモルトグランデがいます。
(ほかにもいるかも知れませんが・・・)
ちなみにこの2頭は、前記事 (対戦成績から考える有力馬) では登場していない馬で、私のデータ上の評価はスカイノダンが 3位、モルトグランデが 2位と上位です。

予想される展開から浮かび上がった有力馬が、データ上の実績評価も上位と言う訳ですから、これは重要なポイントと言えそうです。

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Posted byクリックす