京都牝馬S : 芝1600mで勝ち星のある馬

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ここまで取り上げていない馬で、芝1600mで勝ち星のある馬をデータ上からチェックしてみます。


取り上げるのは、↓こんな馬です。
京都競馬 11R : 1/ 30(日) -1600m実績馬


■リビアーモ
京都は未経験。
前走は直線で行き場がなくて追えず終いでしたから、参考外と見て良さそうです。
後方からの脚質ですが、上がり時計差評価はトップで、実際必ずいい脚で追い込んできます。
4走前の中山では、直線の短いコースに合わせて中段ぐらいに付けて差し切る競馬をしていて、決して直線だけの不器用な馬ではない様です。

過去の5年のこのレースの上がり3Fは、良馬場で34秒台半ばです。
一方、この馬は33秒台半ばでは走れそうですから、レース上がりを1秒上回る上がりを使えると考えられます。
このレースの過去の傾向からも、馬群はあまり縦長にならないと考えられますから、計算上では差し届く可能性は十分あると思います。

■コスモネモシン
上がりの脚が、どうにもじれったい印象です。
差して来れそうで、思ったほど伸びない。
実績を見ても上がりは35秒台ですから、差せる脚がある訳ではなく、中山などの急坂で前が止まれば結果的に差したような形になる・・・、と言った感じです。
バテない事が最大の強みで、ハイペースの消耗戦になると踏んだ時に狙いたい馬です。
少なくとも京都外回りでは、厳しいと思います。

■ホーカーハリケーン
1600万クラスの馬ですが、ここまでは安定した成績です。
グラフで解りますが、先行して押し切れるのが最大の特徴です。
近走のラップを見てみます。
京都競馬 11R : 1/ 30(日) -ホーカーハリケーン

青線がレースラップで向かって右がゴールです。
赤線はコーナー通過順をグラフにしたもので、左から3角での位置→4角での位置→ゴールでの位置(つまり着順)です。
上が前方、下が後方の位置取りを表しています。
赤線と青線に時間的関連(時間軸の相関)はありません。
データは上から、
レース名(クラス)
場所、距離
コーナー通過順
レースの前3F-後3F、1000m通過タイム
着順、着差、上がり3F、上がり時計差(この馬の上がり3F-レースの上がり3F)
(このグラフは今後も使いそうなので、別途説明記事を掲載します。)

特徴はどんな展開(ラップ推移)でも、先行して3着以内にいる点です。
しかも先行していながら、上がり時計差はマイナス値(レース上がりより速い上がりを使っていると言う事)ですから、
こう言うタイプはなかなか崩れません。
よく言えば、対応力が高く、苦手を持たないタイプですが、いわゆる 「相手なり」 とも言えます。
格下ですが、馬券圏内からは外しにくい馬だと思います。

■ショウリュウムーン
1600mで2勝していて、その内1勝は京都未勝利戦です。
最近の成績は冴えないもので、ちょっと狙える感じがしません。

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Posted byクリックす