京都記念 : 各馬の評価-1
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データ上の評価上位の馬から、一頭づつ確認していきます。
過去の傾向から、下記のポイントを挙げました。
・位置取りグラフの形が、差し追い込みの右上がりのタイプ
・先行粘り込みタイプ
・バテずに走りきれる馬
この様な点も考慮して見て行きます。
■ビッグウィーク
菊花賞の勝ち馬ですから、当然バテずに走りきれる馬として評価できるでしょう。
先行して最後までしっかり脚を使える点がポイントで、特に今回はハナを切る可能性が高いので、自分でペースを作れる強みがあります。
京都記念の過去5年のラップの平均をグラフにすると、↓こうなります。

これは後半速くなる点などで、この馬の過去2走のラップ形状に少し似ています。

神戸新聞杯では直線で一旦先頭に立ちながら、差しタイプのローズキングダムとエイシンフラッシュの2頭に差されました。
しかし次の菊花賞では、ビッグウィークがローズキングダムに先着。
この時はコスモラピュタが大逃げを打って、馬群が縦長になった事が幸いした感が強く、基本的には直線の長いコースでは、よほど巧く運ばないと何かに差される危険があると思います。
■トゥザグローリー
有馬記念の考察の時、中日新聞杯でのスローから段々速くなる流れで、先行して差し切るレース振りを評価しました。
近2走のラップを見ます。

後半にグッと速くなる流れに強く、バテずにスピードを維持し、更に最後には差して来る力まであると評価しています。
■セラフィックロンプ
先行出来る点はいいのですが、良積はローカルの小回りコースに集中していて、ここではちょっと厳しい感じがします。
■ダノンシャンティ
有馬記念の考察の時と同じ事を言います。
NHKマイルCでは最後方から差し切りを決めていて、キレ味バツグンですが、今回のレースがこの馬の持ち味である、一気の加速力を発揮できる流れになるかは疑問だと思っています。
距離毎の上がり時計差では、1600mでは-1.6、1800mでは-0.7、2000mでは-0.4と、距離が伸びるほど優位性が低くなっていて、この事からもマイルぐらいでキレを活かす競馬がベストだと思います。

ただし、昨年のようなキレ勝負の流れになれば勝ち負けになると思います。
ですから、私としては扱いが難しい馬で、悩むところですが、1着か、無しか、みたいな感じで見ています。
■プロヴィナージュ
先行して粘りこむタイプで、流れが向いた朝日チャレンジCでは2着に入っています。
一方、差し競馬になって流れが向いたとは思えない京都大賞典でも、3着に入っていて、なかなかしぶといと思います。

先行タイプですが、消耗度が高いレースでこそ、粘りこむ力を発揮できる馬かも知れません。
過去の傾向から、下記のポイントを挙げました。
・位置取りグラフの形が、差し追い込みの右上がりのタイプ
・先行粘り込みタイプ
・バテずに走りきれる馬
この様な点も考慮して見て行きます。
■ビッグウィーク
菊花賞の勝ち馬ですから、当然バテずに走りきれる馬として評価できるでしょう。
先行して最後までしっかり脚を使える点がポイントで、特に今回はハナを切る可能性が高いので、自分でペースを作れる強みがあります。
京都記念の過去5年のラップの平均をグラフにすると、↓こうなります。

これは後半速くなる点などで、この馬の過去2走のラップ形状に少し似ています。

神戸新聞杯では直線で一旦先頭に立ちながら、差しタイプのローズキングダムとエイシンフラッシュの2頭に差されました。
しかし次の菊花賞では、ビッグウィークがローズキングダムに先着。
この時はコスモラピュタが大逃げを打って、馬群が縦長になった事が幸いした感が強く、基本的には直線の長いコースでは、よほど巧く運ばないと何かに差される危険があると思います。
■トゥザグローリー
有馬記念の考察の時、中日新聞杯でのスローから段々速くなる流れで、先行して差し切るレース振りを評価しました。
近2走のラップを見ます。

後半にグッと速くなる流れに強く、バテずにスピードを維持し、更に最後には差して来る力まであると評価しています。
■セラフィックロンプ
先行出来る点はいいのですが、良積はローカルの小回りコースに集中していて、ここではちょっと厳しい感じがします。
■ダノンシャンティ
有馬記念の考察の時と同じ事を言います。
NHKマイルCでは最後方から差し切りを決めていて、キレ味バツグンですが、今回のレースがこの馬の持ち味である、一気の加速力を発揮できる流れになるかは疑問だと思っています。
距離毎の上がり時計差では、1600mでは-1.6、1800mでは-0.7、2000mでは-0.4と、距離が伸びるほど優位性が低くなっていて、この事からもマイルぐらいでキレを活かす競馬がベストだと思います。

ただし、昨年のようなキレ勝負の流れになれば勝ち負けになると思います。
ですから、私としては扱いが難しい馬で、悩むところですが、1着か、無しか、みたいな感じで見ています。
■プロヴィナージュ
先行して粘りこむタイプで、流れが向いた朝日チャレンジCでは2着に入っています。
一方、差し競馬になって流れが向いたとは思えない京都大賞典でも、3着に入っていて、なかなかしぶといと思います。

先行タイプですが、消耗度が高いレースでこそ、粘りこむ力を発揮できる馬かも知れません。
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